LIL / L2
iTunesエレクトロニックチャート1位を多数獲得し続けてきたLILが贈る“女子応援"ガールズ・ポップ・ミュージック 先行配信5曲、大型タイアップ曲5曲、リミックス2曲を含む全17曲!!
2012年7月11日リリース!!
7月11日に待望のセカンドアルバム「L2」をリリースするLIL。最新作のことや、音楽に込めた想いなどを話してくれました。
INTERVIEW with LIL:
――アルバムのリリースおめでとうございます。
ucio&TSUGE:
ありがとうございます。
――タイトルがとてもシンプルで印象的ですね。
TSUGE:
『L2』は、文字の通り「L」でLILの2枚目というのもあるんですけど、あとは単純にカッコよかったという。例えば車の名前でも、シンプルでカッコイイのがあるじゃないですか?そういうふうにしたかったんです。
それと、「L」に意味を持たせようと思いました。LはLIL、LOVE、Little、いろんな意味があって、『あ、僕らはやっぱりこれなんじゃん』と思って、僕が提案しました。
ucio:
あえて具体的にするのではなくて、もうLILは2人だ、その2人がつくった作品という感じです。
――今回アルバムのテーマ、コンセプトは何かあるのですか?
ucio:
最初はいつものように同じ感じでつくりはじめてたんです。しかし、3.11だったり、個人的にも人生観が変わるような出来事が起こって、自然と日本語がアウトプットされるようになってきたんです。
そして、つくり終わって全体的に並べてみたら、生きることだったり、命だったり、"実は幸せってすごく身近にもあるのではないか"みたいな、そういうことがテーマになっていました。
――詞も、前作と比べると内面的なものが多いと感じました。
ucio:
そうです。体調を結構崩したりして、思うようにいかない時期が長くありました。そのせいでメンバーとも関係がちょっと悪くなったこともあって…
でもやらなきゃいけないという気持ちもあって、逆に自分がそれに助けられることもありました。
やっぱり、音楽をやったり歌詞を書くことで、自分が今何を感じていてどうしていきたいのか、まずそこからだなって思いました。まず自分が自分の音楽に救われて、立ちあがって。それがやっと今のタイミングなのかなという気がしています。
――ucioさんは、歌詞はどんなときに思いつきますか?
ucio:
うーん、いろいろなとき…
――書こうと思って書きますか?
ucio:
そういうときもあります。ずっと頭の中でTSUGEさんの曲の断片が流れていて寝られないときなんかは、夜中にiPhoneに歌詞をメモします。それこそメモ帳は歌詞だらけです。朝起きて、それをパソコンに送って1回プリントアウトして、紙でまた上に書いていったり。絶対に鉛筆で書かないと嫌なんです。
あとはもう好きなアーティストの曲、そのときのマインドに近い邦楽を聞くと、その人の感情とか訴えたいことがガッて乗っかってくるときがあって。
例えばライブ映像などを見ていると、バーッと涙が出てきたりして。これが自分の下に眠っていたんだ!というときにバーッと歌詞が書ける、それを上手く調整していく感じです。1曲について20枚30枚ぐらい、散文のもうぐちゃぐちゃな内容の言葉をバーッと書きます。
TSUGE:
僕らは結構「カッコいい」をテーマにしてきたんですけど、もっと内面というか、人間像みたいなのをさらけ出していかないともうアーティストとして駄目なのだなとこの1年ですごく感じました。それが根底にあってアルバムをつくり始めたので、すごく深い言葉もucioから出てきたんじゃないかと思います。
――アルバムの中の曲についてお伺いしたいのですが、『王様のブランチ』のエンディングテーマにもなった「恋はPUSH! feat.HALCALI」はアルバムの中でも、一番明るい印象の曲ですね。
ucio:
はい。夏っぽいというか。もうずっと前から女の子のフィーチャリングをやりたいという気持ちは持っていて、曲が先にできて誰にしようって考えたときに、HALCALIさんだったら、あのユルさとちょっとダルイ感じが前からすごく好きでしたし、ミスマッチ具合がいいと思ったんです。
それに自分たちだけでつくってしまうと、どうしてもカッチリ決めこんじゃうところを上手く崩してくれるような感じもあって、"ああHALCALIさんしかいないかもしれない"と思いました。
歌詞も、女の子目線の恋愛応援ソングみたいなものにしたかったので、彼女たちのパートは、もう自由に思うような恋愛観を書いてもらいました。上がってみたらやっぱり世代や年齢はちょっと違っていても、女の子が最終的に追い求めるものは誰も変わらないというか、一生ものの幸せをやっぱりみんな求めて努力して頑張っているんだなとすごく感じました。
――HALCALIさんとは普段から仲が良いんですか?
ucio:
そうですね、アドレス交換をさせてもらったりしてます。レコーディングのときに差し入れのケーキをスタッフからいただいて、いつもうちは女の子1人なんですけど、やっぱり女の子が3人いるとすごく明るい雰囲気になって、結構ギャルトークしながら(笑)レコーディングをやって、あのユルい感じでそのまま進んでいったのが楽しかったです。
TSUGE:
男が多いんで、女の子からしてみればストレスになりがちなんです。
――『99』はCMソングなんですね?
ucio:
そうです、道端アンジェリカさんが出られている、「とうもろこしのひげ茶」のCM曲です。
――この曲の歌詞はucioさんがTSUGEさんへの言えない気持ちを込めたとか…
ucio:
そうです(笑)。
TSUGE:
復讐ソングなんですよ(笑)。
ucio:
これはもうそのまま、ありのままを、もう1日でバーッと全部書いたような歌詞だったんです。ちょうど、わたしが無気力状態のときに、TSUGEさんと関係が悪くなった時期があったんです。「何でそんなになっちゃったんだ」ってワーッと関係が悪くなってしまって…。
そのときに、この無力感というか、虚無感みたいなものをどうして伝えられないんだろう、どうして分かってもらえないんだろうというフラストレーションをバーッとそのまま歌詞にしました。
だけど最近分かってきたのは、楽しいっていう接点を上手く見つけて、そこをちゃんと大事にしていれば、ライブなどをやっていくたびに一体感がまた戻ってくるんです。もう楽しんで子どもと変わらないテンションで、2人で遊び半分でやっているのが一番いい関係でいられるんじゃないかなと気付いた曲でもあります。
――やっぱりときにはお二人の間で厳しいやりとりみたいなものもあるんですか?
ucio:
もちろんあります。理想主義というか確固たる理想があるので、そこにそぐわないとやっぱりウワーッとなっちゃいます。
でもそれは多分TSUGEさん自身も言葉で上手く説明できない何かなんです。「何か違う、何か違う」みたいな。「それは何?」って聞いても、「何で分かんないんだよ、こんなにやっているのに」みたいなやりとりになってきて、「もう具体的に言ってよ」みたいに感情論になっていって、というのはあります。
TSUGE:
やっぱり、もっとよく、もっとよくを目指しますからね。
――「THIS LOVE」はMAROON5のカバーですね。これは好きな曲だったから取り上げたのですか?
TSUGE:
そうです。好きな曲、もちろん僕らに合う曲を何曲かつくって…何曲ぐらいつくったっけ?結構やったよね?
ucio:
そうですね。あえて2000年代のチャートに入っているものにしようと思って。20代の子が絶対に知っている曲にしたいという思いもありました。
曲によってやっぱりアレンジも全部変わってくるんですけど、たまたまTSUGEさんのあのアレンジ、ドラムンベースとMAROON5がすごくマッチしたなという感じがあって、これはライブでも上がれるし、みんな知っているし、「これはいいね」という感じになりました。結構、偶然の産物的なところもあります。
TSUGE:
MAROON5やCOLDPLAYは、今回僕らはすごく影響されました。ダンスミュージックっぽいところもあるじゃないですか?だからすごく共感したというか。
――TSUGEさんはとてもいろいろな音楽のバックグラウンドがあるということで、今回も「My Shine, YourShine」のようなバンドサウンドの曲がありますが、今後挑戦していきたいものは何でしょうか?
TSUGE:
今、ロックの人たちと混じって、ロックDJみたいなことをやらせてもらっています。ダンスミュージックばかりこの何年かはやり続けていたんですけど、ロックの子たちと混じってやっていて、一言じゃ言い表せないですけど、こういうマインドがあってこういう気持ちになりたくてやっているんだ、好きなんだと分かるようになってきました。
それで、少しずつ自分なりに、自分の持っているダンス観みたいなものを持っていけたらいいなといつも考えています。
――ところで普段からスマートフォンなどを使ったりはしていますか?
ucio:
はい、してます。
――ハマっているアプリなどはありますか?
ucio:
わたしは占いアプリを結構持っています。やっぱり女の子は占いが好きなので。自分の歌詞にもつながってくるんですけど、1回自分の使命というか、何で音楽やってきているんだろうとか、これから何を歌っていくべきなんだろうかと悩んだときに、前から占いに頼ることがあって、占い師さんに相談したりもしてます。TSUGEさんとの仲も占ってもらったり相談するんです。
TSUGE:
好きなんですよね(笑)。
――今は音楽制作のアプリもたくさんありますが、制作で使っているアプリはありますか?
TSUGE:
シンセとか、面白いのはありますよね。でも僕はボイスメモ。
ucio:
ボイスメモはめっちゃ使っているよね?
TSUGE:
うん。メロディを覚えさせるためにとか。
ucio:
何100件も入っているもんね。
――その場で頭の中に浮かんだものを録音するんですか。
TSUGE:
そうです。だから、すごくへんてこりんなものが入っていて。
ucio:
あと、ケンカしたときに、パッと。
TSUGE:
ああ、あったあった(笑)。
ucio:
ケンカしたときに「録ってやる」って、置くと2人とも黙っちゃうんだよね(笑)。
TSUGE:
もう絶対に、聞かせられないものもある(笑)。
――最後にファンの方にメッセージをいただければと思います。
TSUGE:
僕らも長くやってきて、やっぱりいろいろなつらいこともあったんですけども、今回は本当にいろいろなメッセージもあるし、ダンスミュージック好きじゃない人でも聞けると思うので、本当に1回聞いてみて欲しいです。
ucio:
もう時代的に音楽がどんどん細分化されてますが、結局同じ時代に生きているということはみんな何かしら感じていたり、抱えている苦しみは似ているものがあると思います。
そこから1つ前に進むヒントがもしかしたらこの中にあるかもしれないなと。そういうふうに聞いてもらえたら嬉しいです。
――ありがとうございました。
<今後のライブスケジュール>
6/30(土) F.A.D by MURUA supported by NYLON JAPAN
http://www.vision-tokyo.com/event/f-a-d-by-murusupported-by-nylon
7/1(日) 「DENT'S -SUNDAY-」@渋谷Glad
7/20(金) LIL × 2.5D #3@2.5D
7/28(土) melt Vol. 8 @中目黒solfa
8/25(土) aorizm records presents uFoN3 @ 渋谷WOMB
BIOGRAPHY:
■LIL
ヴォーカル&作詞ucio(ユシオ)と、プロデューサー&作曲TSUGE(ツゲ)によるエレクトロニックポップユニット。2010年3月、ミニ・アルバム「LIPS IN LUSH」でメジャーデビュー。
2012年7月11日に先行配信曲5曲を含む待望のセカンドアルバム「L2」をリリース!
オフィシャルサイト:
http://www.artimage.co.jp/artists/lil/